人気ブログランキング | 話題のタグを見る

独断と偏見のみの生活をつらつらと書き綴った滞在記。


by adam-et-akiyo
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

脱 現実逃避

長い間、忙しさを理由に現実逃避しておりましたが、
気ままに再開しようと思います。

休んでいた期間にいろんな方が遊びに来てくださったようで、
どうも有難うございます。


脱 現実逃避_a0031523_2424249.jpg




本日の考察。

日本であまり見かけない光景、
そしてフランスでよく見かける光景に、
フルーツ丸食いがある。


そもそもフランス人は
「~ながら」が好きな人種とみえ、

・歩きながらタバコすう。
・歩きながらサンドイッチ喰う。
・歩きながらタバコを吸いながらサンドイッチ喰う。
 などなど。

もちろん電車の中も然り。
・電車を待ちながら飲食。
・電車に乗りながら飲食。

そして「ながら~」光景において、
私の独断ランキング・ベスト3に入るのが
「フルーツ丸食い」である。

そしてその中でも一番の人気が「りんご」である。
ちなみに余談であるが
とある駅では、「りんご」自動販売機が設置されていた。
赤・青・黄と選べ、お値段60サンチウムなり・・・・(100円弱)

まあ、最近はりんご丸食いくらい見かけても
なんとも感じないのだが。
ツワモノどももいるのである。

その1 (軽度)   
さくらんぼの袋を小脇に抱え
歩くたびにタネを飛ばす若者。

きっと幸せの青い鳥を探しに・・・・
タネをたどれば彼の家にたどり着ける事請け合い。
   


その2 (中度) 
とある電車の中でのおばさま。
おもむろに取り出した「もも」
それも汁気たっぷり「完熟もも。」 

車内「し~ん」
おばさん「ジュルッ、ジュルルッ」

人目もはばからず、汁をしたたらせ、
美味そうにかぶりつくおばさん・・・・
もちろん、汁だらけの手は、ジーパンでごしごし・・・・・


手が汚れたらジーパンで拭こう!
これがパリジェンヌへの第一歩!

その3 (重症)
とある夜、終電近くの駅のホーム
なかなか来ない電車をベンチで待つ私。

隣で待つおじさん。
おもむろにカバンから丸いものを取り出して、
なにやら皮をむき出した・・・・


「何喰ってんだ!!?」
無関心を装い、白目でチェック。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






。。。。。。。。。。。。





?????????






アボカド!!!





ちなみに、おもむろにパンとワインも追加。
そこはもう、一人ディナーのはじまりさ!

駅で・・・、
しかもホームで・・・・
しかも仕事帰りっぽい・・・・・・

 


タネを飛ばし、汁をたらし、
アボカド丸食いが似合えば、
あなたもフランス人の仲間入り★



ランキングに参加中です。よろしければワンクリックお願いします!

# by adam-et-akiyo | 2005-06-13 03:26 | 日記

たまにはパリの生活も

更新、遅くなりました。
楽しみにしてくださっている方、
ごめんなさい。そして、ありがとうございます。
学校が始まって少し忙しい、今日この頃です。

毎回のスロベニア滞在記に飽きた方もいらっしゃるかと思い、
最近のちょっとした出来事でも書きます。


私の幼なじみ、スロベニアにも一緒に行った相棒は、
毎週土日には蚤の市でアンティーク小物を買うのを日課にしている。

そんなある日。一ヶ月ほど前の週末。
彼女と同じ道順で同じようなものに目をつける、
変わった日本人のおじさんがいたそうな。

「これどう思う?」などと聞かれながら、
結局最後まで一緒に見てまわる事に。

そして、帰りがけにおじさんから、「カフェでお茶しない?」
と声を掛けられたそうな。

まあ、ちょっと怪しげだけど・・・・
得体の知れない風体である。

やはり好奇心には勝てず、
彼女はちょっとおじさんについて行ったのだ。

すると、実はそのおじさん。
かなり有名な画家で、世界中で個展を催すような
たいそうな人だったのだ。


ぎゃ~。びっくりである。


ちなみに、今年のカンヌ映画祭のポスターは彼の作品なのだ・・・・

そして、そんなきっかけから、
彼女は巨匠の家にヒマさえあれば遊びに行く、「友達」になったのだ。

何でも、日本人で彼の家に入ったのは数えるほどとか。
そんな貴重な出会いをした彼女。


しかし古くからの相棒である私も然り。

とある日曜、一度ついて行って以来、
お気に召されたのか、何なのか
当然のように一緒に遊びに行くようになったのである。

彼の家は住居とアトリエが一緒になっていて、
作品に埋もれてるのであるが、
全部売ろうものなら幾らになる事やら。

そんな凄い人と、最近はもう完全なる「お友達」なのである。
そして、今ではそのアトリエが溜まり場に・・・・
長電話当たり前。
ていうか、毎日ラブコール。
週末は一緒にごはん。


最近では、私と彼女が2人で会っている時は、
見張っているかのように電話が来る。
そして、悲しそうにこうのたまう。






















仲間はずれにしないで・・・








お父さんと同じ年でも、れっきとしたお友達です。
ランキングに参加中です。よろしければワンクリックお願いします!

# by adam-et-akiyo | 2004-09-23 07:04 | 日記

スロベニア滞在記 その4_a0031523_77169.jpg

(首都リュブリャナ名物 朝市)


とりあえず雨風をしのぐ事が出来た初日の朝。
私達は迷惑の掛からないよう、早朝にホステルを発つことに。

するとホステルのおじちゃんは。
「他のホテルが見つかるまで、荷物を置いていって良いよ」とおっしゃる。

満室で、おじさんのホステルは泊まれないのだが
次の部屋を探すまで、スーツケースを引きずって観光するのも・・・
なんて思っていた側から、おじちゃんの優しいお言葉。

ほんと、いい人達・・・

細やかな気遣いに感心しつつ、
町へ繰り出す事に。

私達には重大な使命があった。

「友達と連絡を取ること。」である

パリで知り合ったスロベニア人のうち、
主に3人を頼ってここまで来たものの、
知っている事といったら携帯の電話番号のみ。


いきなり決まった滞在だけに、
私達の宿泊先すら何も知らないのだ。
というか、むしろ何処にいるかすらまだ決まってないのだが・・・


これで連絡が取れなければ私達は路頭に迷う事になるのだ。

そもそも、スロベニア人はかなり親切な人が多いのだが、
かなりいい加減な人も多いのである。
行き当たりバッタリで、どうにかしてしまう彼らにとっては、
分刻みの約束など、小ざかしいだけのようだ・・・・

ちなみに、私達の到着当日。私の3人のスロベニア人の友達は、
イタリアにいるとか居ないとか。
帰ってくるとか帰ってこないとか。

30分おきに公衆電話から電話してみる。




案の定。   



電話に出ない・・・・・・





そこで、私は思案し,去年の滞在中に一緒に遊んだ友達の友達。
たった3回程会った「ティネ」というスロベニア人男子に連絡を取ってみた。

たまにメールはするものの、
今何処に居るのか、彼の所在すら知らないのだが、
いきなり連絡してみた。



「たすけて~。誰とも連絡が取れない!!!!
あ。私、おぼえてる????」

こんな調子で、さぞ驚いた事であろう。


しかし、彼は「それは大変!お昼に会おう!」



急なお呼び出しに快く答えてくれたのだ。





何でも、近い内に試験があって、
毎日猛勉強な日々を送っているという・・・・


しかし、何だこの優しい人は・・・


「泊まる所がなかったら、僕の家においで」
ですと・・・・・


試験前で猛烈に忙しい時期に、
突然連絡してきた変な外人達を「泊めてくれる」とのたまう。




ええ人や~・・・・



彼の優しさに感動しつつ、
その日1日、彼を連れ回してしまった・・・・


昼ごはんから、買い物、ホテルの部屋探し
夜ご飯をたべて、夜の町の観光
しまいには荷物の運送まで

あっち連れてけ、こっち行け、
アレが良かった、これがヤダ・・・・



彼は笑顔でこうのたまう






















彼らが電話に出ない理由がよく分かったよ・・・





あ。わざとだったのね・・・・?
ランキングに参加中です。よろしければワンクリックお願いします!

# by adam-et-akiyo | 2004-09-18 06:54 | 日記
かくして、真夜中のスロベニアの首都で、
路頭に迷った日本人二人。

とりあえず、他のユースを探すか・・・・

こりずに「地球の歩き方」のちっちゃい地図を凝視。

それにしても、ここ何処だよ・・・

そもそも現在地が分からないまま、
道路につっ立ち、細い街頭の光に照らされた
濡れネズミが2人。

ああ。なんだか惨め・・・・

惨めさも頂点に達してきたそんな頃
遠くの方から人影が近づいてきた。

「観光客でしょ?こんな夜中に迷ったんだ!ははは」

見ると、もの凄い美人のスロベニア女子2人。

「かくかくしかじか。」

事の次第を説明し、
すがる思いで
泊まれるところを知っているかと聞いてみた。

すると、「私についてきて!凄くいいホステル案内するわ!」

なに!??こんな夜中に、しかも得体の知れない観光客に・・・・

言うや否や、美女2人は私達を先導し始めた。
しかも、スーツケース運びまで手伝う始末。

「この国の人って・・・・・ものすごく親切かも・・・・」


こんな夜中に、女子2人がほっつき歩き、
しかも見知らぬ観光客を快く案内するとは。
予想外の展開である。
もしかして、この国治安良すぎ・・・?

そして結構な距離を歩き、
結局ホステルまで案内してくれたのである。

さらに、「チョット待ってて!」

言うや否や、受付で、部屋の空き状況まで確認してくれ、
至れり尽くせりの送迎であった。

しかし残念な事に、空き部屋は無かった。
これも行き当たりバッタリの結果である。

すると、受付のおじさんがこれまた親切。

近辺のホテルの空き状況をご丁寧に調べてくれたのだ。
そして最終的に空き部屋が無いと分かると、

「朝までウチのホステルで寒さをしのぎなさい」
と、カフェを開放してくれたのだ。

結果的に、状況はこの上なく悲惨なのだが、
なんだか心温まる初日を迎えたわけである。



ほんと、この国の人たち、親切すぎる・・・・





そして、この滞在中
続々と親切な人々が登場するのである。




<続く>


初日から、行き当たりバッタリ。それでもどうにかなるのです!!?
ランキングに参加中です。よろしければワンクリックお願いします!

# by adam-et-akiyo | 2004-09-16 09:19 | 日記
時刻は午前3時半。
とてつもなくヘンピな場所へ降ろされた私達

仕方なく市街地方面へ歩き出す事に。

大雨の中、人気の無い道をとぼとぼと、
そしてスーツケースをガラガラと引きずりながら、
歩き出す事に。

その場所は、「地球の歩き方、市街地マップ」のもちろん欄外。

そしてとぼとぼ歩く事30分。




すると奇跡的にタクシー発見。

「ああ、何てついているのだろう。」
私達、運がいいよね♪

その時点で相当ついていない事実はさておき、

市街地までの交通手段を確保。


そして、「地球の歩き方2003年度版」に載っている
ユースホステルの住所をみせ、、
つたないスロベニア語で、意志を伝える。

「らだ び しぇる う で・で・で・でぃやしゅき たぼーる!!」

あっさり英語で返され、むなしさを覚えつつも
まずは、一安心。

タクシーに乗ること20分。

歩いたら相当な距離であった。


おじちゃん、ありがと。助かったよ!


感謝の言葉を何度も口にして、
いざ、ユースホステルへ。


あれ。入り口はどこだろ?

なんか、暗い感じ~。

住所はここだよね・・・・








・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



















閉まってるじゃね~かよ!!!!







時刻は夜中の4時過ぎ。










ほんと。勘弁して・・・・・・




タクシーは遥か彼方に走り去った後である。





さて、どうしよか・・・・・







<続く>

って言うか、確認しとけよ・・・・!!
自分自身に憤慨しつつ、後の祭りである。
ランキングに参加中です。よろしければワンクリックお願いします!

# by adam-et-akiyo | 2004-09-15 06:21 | 日記